分かってはいたが、とうとうその日が来てしまった。
定年だ。
色々な書類をもとに、説明を受ける。
長年働いていたわけではないため、退職金が多くは無いのは分かっていた。
何年か前に最低賃金が上がって、○○年以降の入職者が一斉に基本給がupした。
しかし、私が入った年に入職した者は皆ぎりぎり入らなかった。
1年に1回の1000円の昇給で、その差はうまってしまった。
いやいや、抜かれてしまったのだ!(今でも納得できない)
そして定年を迎えると、1年に1回の昇給もストップしてしまう。
つまり、昨日入った新人が、入った時点で自分よりお給料が高いのだ😱。
1年ごとにどんどんその差が開いていく…。
ボーナスはもちろん無い。
分かっていたが、こんなにも現実が厳しいとは思わなかった。
無情な現実
大学を卒業し、上場企業に就職した。
結婚してから人生が変わってしまった。最後の最後まで容赦ない。
一生懸命に生きているのに、正直に生きているのに、なぜか最低の結果となってしまう。
なぜ生きるのがこんなにも下手なのかと、涙が出てくる…
会社に対して諦めどころを探す
- 働かせてもらってると感謝する
定年になっても継続雇用させてもらっているではないか。
- 年齢に合った働き方をする
無理をしないで、トランスなどの力仕事は現役の者に任せる。
- お給料に見合った働き方をする
お給料が安い分、積極的に仕事をしない。
- 大変な仕事はやってもらう
入浴介助、排泄介助、大変なところは入らない。
そんなことが出来るはず無いのだ。
反対だ!その逆なのだ!
迷惑を掛けない様に、誰よりも大変な方の仕事を率先してやっている。
若者は、昔の様に先輩の背中を見て勉強しない…
仕方ない💦
実際の働き方
- 不満タラタラ
気が付けば定年退職者が多い。会社の都合がいい人間になっていることで不満と愚痴しか出ない。 - 皆と何一つ変わらず
年齢は十代の人も居て、昔の常識はもう無い。変わらず、真面目に一生懸命に働く。 - 定年前と何も変わらない働き方
早番、日勤、遅番、夜勤、排泄介助、入浴介助、トランス何でもします。 - 若い子より率先してやる
長年生きてきたのだから、皆が気が付かないところも気付いてしまう。
皆が嫌がる仕事も、自分から買って出てしまう。
それはそうだろう、何一つ変わっていないのだから。
唯一変わったことと言えば、60歳の誕生日が来てしまったということだけだ。
同一労働同一賃金
今しきりに言っているこの言葉…
定年退職者には当てはまらないそうだ。
当てはまらなくしてるのは、企業ではないか?
言葉の意味からしたら、そういうことではないか?何で意味が違くなってしまうのか不思議である。
会社の都合の良い、打ってつけの節約が出来るというものだ。
働き方を変える努力もせず、嫌なら辞めてもらって結構と言わんばかりに。
こちらも辞めたとて、就職先を探すのも大変な事を知っているから何も言えない。
年金支給の先延ばしが進んでいるが、労働弱者を会社の都合で、好き勝手に使われているのが現状である。悔しいが、会社に勤めているというのはそういうことなのである。
雇われているということは皆そういうことなのだ。
仕事を続けながら、節約生活
分かっていることは、年間のもらえるお給料が少なくなっているという事実だ。
節約をしながら充実した日々を過ごしたい。
充実させたいこと
- ガーデニングを楽しむ
- アグラオネマを増やす
- 観葉植物をいじる
- 孫へのプレゼント
- 贅沢は望まないが、ショッピングや外食を楽しむ
- スーパー銭湯で整う
残り少ない人生で、これが出来たら満足であると思い込む。
これらをするために働くという目的を持つ。
節約出来ること
何十年も節約生活をしてきたから、これまでと変わらずやっていくだろう。
子供達にお金が掛からなくなり、2人で働けば贅沢をしなければ老後の貯蓄に回せる。
しかし、年収は減ってしまい、働かなければ生活を充実させることは出来ないだろう。
好きなことを続けたければ💰を稼げ…だ!
私がずっとやって来た事...
- 仕事に行く時はお弁当を持参する
- 安い材料での料理の工夫をする。(もやし、厚揚げを使って量増し)
- 食品は一週間分のまとめ買いで、それ以外は買わない。
- 光熱費の節約
- 人と比べない
後何年働くことが出来るのであろうか?
後何年働かねばならないのであろうか?
どこで人生の道を間違えてしまったのだろう?
頑張れ自分❣