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アグラオネマの株分け

アグラオネマ

なぜ株分けをするのかというと、種を採取しようと花を咲かせた場合株を弱らせてしまうこととなる。
何より株を弱らせて、必ず受粉に成功するという保証もない。それでも花粉を保管しておき、受粉を試みる愛好家は多い。しかし本来持っている希少性が高い品種を、そのまま原種で残すほうが価値が高くなる。

初心者の株分けをするときの注意点3つ

春から夏にかけて行う。

東南アジア原産の植物なため、日本の春から夏にかけてが株にとっては適温となり、の成長に良い。

株をある程度成長させてから行う

小さいか株からは小さく細い葉しか出来ない。茎の大きさは株に比例するため、ある程度成長を待ってからの方が茎は太く、葉も大きくなる。

切り口から雑菌が入らないよう注意する

カッターナイフに雑菌が付着していると、切り口から病気になってしまうことがある。よく切れるカッターナイフを準備し、刃は火であぶり殺菌しておく。
カッターナイフで切った後は、茎から樹液が出てこないよう止める。一般的に樹液を止めるのに使用されているのは、アロンアルフアが多いようです。

茎と根の両方から株分けするコツ4点

節が多いものを選ぶ

茎は、のある所から芽と根を出す。節が多ければ何本ものイモが取れ、より多くの株が増やせる。

根は最低2本は残す

成長した根を見ると、芽となるコブのような部分を確認できる。そのコブにも根が出ているが、最低でも2本は残して切り離す。
このコブは通称ボールと言われている。

植物活力剤を使用

切り離した物全てをメネデール液(植物活力素)に1時間ほどつけておく。
真水よりも発根はし易くなる。

根が出るまでは水分管理に気を付ける

根が出るまでは通常水苔で管理していく。
軽く握って水が下に落ちる程度の水苔をポットに入れ、イモは横に倒した形で水苔を軽く被せる。
このままポットごとサランラップで巻いてしまうと、目を出すまで水分管理は必要ない。
株により違いはあるが、2か月程度で新芽が顔を出す。

まとめ

基本イモ科の植物なため、温度管理と水分管理が出来れば増やすことは難しくない。
そのため、日本の寒い冬を越すのがカギとなる。もちろん成長に必要な温度管理の下であれば冬でも株分けができる。
店頭に並ぶことのない希少株を増やすのはとても楽しく、コレクターを夢中にさせている。

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