あなたは産土神社を知っていますか？
「産土」とは「うぶすな」と読みます。
産土の神様は、この世に生まれた一人一人を一生守って下さる有難い神様です。
あなたが産まれたことを一番喜んで下さった神様です。
深刻な問題が生じて神様にお願いするしかない時、どうか参拝に行ってほしいです。
どんな神様なのか？
氏神様とは違い、家の住所で特定されるものでは無い。
魂と前世や先祖が関係していて、その人の一生の産土様が決まるのだ。
親や兄弟でも、前世が同じとも限らないし、魂も同じところに帰らない。
今世では縁あって同じ家に生まれた親兄弟の関係だが、あの世ではどんな関係性であったかは分からない。いくら血がつながっていても、一生守って下さる神様はそれぞれその産土の神様だけなのです。
それぞれの産土神社の調べ方
産土神社を調べるにあたり、二つの考え方がある
おなかの中に入った時の住所
産まれた場所での住所（産院、病院、自宅…）
この住所を調べ、管轄の神社庁にTELして聞いてみる。
○○県○○市、神社庁で検索するとTEL番号が出てきます。
TELして番地や産院を伝え「産土神社を教えて下さい」と言うだけで、教えてくださいます。
（その神社を管理している人の連絡先を聞いておくと良い）
私は産院の住所で調べました。
産土神社参拝に持っていくもの
奉納の2対のお酒（お酒のスーパーでも奉納したいと伝えるとその場で作ってくれる)
本人の名前を正面に書いてもらう。
お賽銭を用意する。（金額は決まっていないが小銭以外を封筒に入れる）
良い日を選び参拝に行く
手を合わせ、名前、住所を言います。この世に産まれてきた感謝を伝え、今の状況を伝えてください。
本人が来れなくても大丈夫です。その人が助かるようお願いしましょう。
私が見た奇跡
2020年２月27日、次男が２７歳の時にガンの宣告を受けました。
性腺外胚細胞腫瘍、精巣ガンでした。暮れから体調を崩し、風邪だと思っていたところ、レントゲンを撮って発覚しました。
早い進行で、腫瘍は10㎝の大きさになっていました。
絶望と喪失…
泣いて泣いて毎日を過ごしました。そんな時、娘の上司の風水を知る方より産土神社に行くように言われました。
もちろん産土神社のことは聞いたこともありませんでしたが、先生に言われた通りに準備をし、藁にも縋る思いで娘と参拝に行きました。
しかし、残念なことに神社は閉まっていました。
奉納品をどうしても納めたく、神社隣の一件のお宅を訪ねたのです。
管理している方を聞きに行きました。
突然の訪問にもかかわらず、町内会名簿を見ながら何件かにTELして下さりました。
しかし留守で繋がらなかったり、知らなかったりで見つかりませんでした。
これ以上ご迷惑と思い、日を改めて出直そうと何度もお礼を言っているところでした。
突然の突風が吹いたのです。
突然の突風は、町内会名簿をペラペラと捲り、管理している方のページでピタリと止まりました。
「ここよ、ここよ！」とTELして下さり、管理人の方に繋がることが出来たのです。
本当に突然の突風でした。
そして、奉納品のお酒は無事に神社に奉納させて頂きました。
今でも良くこの時の話を娘と良くします。
「お母さん、あれを奇跡っていうんだね！凄かったね！」と．．．
思うこと
産土神社が助けてくれたという証拠はありません。
ただ、何もしないより、出来ることは何でもやってみる精神が自分を救ってくれるのです。
自分が変われば連鎖して、好転反応が起こることもあるのではないでしょうか。
そいて息子は苦しい抗がん剤に耐え、腫瘍摘出手術をしました。
半年の厳しい闘病生活を無事に耐え抜き、今も元気に笑ってくれています。
もちろん退院後3人で、産土神社に御礼参りに行きました。
初めて本人を目にした産土の神様は、元気になった姿を見て、とても喜んでいたに違いありません。
産土神社を知らなかった方がいらっしゃいましたら、是非参拝してみられたらいかがでしょうか？
産土様が喜んで下さいます。
有難い神様です❣
