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アグラオネマ、そろそろ冬支度…

アグラオネマアグラオネマ

気温の変化が激しくなってきた今日この頃…
熱帯に生息する植物は、厳しい日本の冬を乗り越えなければならない。

外気が冷たくなってきたら外では枯れてしまいます。
観葉植物は、基本室内に入れないと冬越しが出来ません。
室内であっても温度、湿度、成長に必要な光の管理が必要になってきます。

どのようにすれば厳しい冬を乗り越えられるでしょうか?

光合成に必要な光

二酸化炭素を有機物に変化させるためには、光合成に使う光を一定時間人工的に照射してあげなくてはなりません。
植物に必要な可視光線の中でも、青色(400~500nm)と赤色(600~700nm)は植物育成用に最適なのです。
植物は、LEDの人工的ライトでも太陽光と同じように成長することが出来ます。
特に赤色の効果は大きく、寒い冬でも成長スピードを加速させてくれます。
青色は、脱黄化現象(もやし)を緑化してくれる役割があります。
バランスよく照射することで、植物の成長を促します。

LEDライトは熱を発せず、電気代の節約になります。

8~10時間程度の照射時間が良いとされています。
同じ時間に点灯し、同じ時間に切れるようタイマーの設置をお勧めします。

アグラオネマの生息地は山の中で、本来日が当たらない所で育ちます。
日が入らない室内でも良く育ちますが、日本の冬の環境で夏と同じ株分けを楽しみたいのであれば、ライトを使用してあげた方が発育を助けてくれると思います。
ピンクのライトも可愛い

温度管理

冬越しをする温度は、観葉植物によって違いがあります。

ほとんどの観葉植物は10度以上あれば大丈夫と考えます。

しかし日本以外で生息するアグラオネマは、15度を下回ると根が冷えて株を弱らせて枯れてしまう原因となります。

室内の同じ温度でも、置き場所を選ばないと枯らす原因になってしまうため注意が必要です。
出来るだけ窓際から離し、少し高いところに置いてあげましょう。
窓のカーテンは厚手の物を引き、ガラス用断熱シートなどを活用すると良いでしょう。

同じ日本でも北と南では温度差があり、皆同じとはいきません。
植物によっても違いがあります。

最低温度の目安として、15度を切るようであれば違う対策が必要になってきます。
24時間の暖房をつけるか、保温電球セットなども使っていきましょう。
暖房など空調が効いた部屋に置く場合は、葉から多くの水分が奪われるため乾燥に注意が必要です。

冬の水やり

水の与え過ぎは根を痛める原因になります。
アグラオネマの場合、育てている環境によって違いがありますが、常湿栽培(湿度60%前後)であれば冬場の水は控えめにします。

暖房で葉の乾燥を防ぐため、小まめに葉水を与えます。

日中の温かい時間を選んで冷たい水は避け与えましょう。
水はしっかり切り、夜は窓際を避け、温度があまり変わらない部屋の中央に置き場を変えましょう。

水槽などで管理されている場合、温度管理がしっかりされているため、
1年を通して安定した環境の元で育てていくことが出来ます。

まだまだ初心者ですが、日々勉強をして丈夫なアグラオネマを育てていきたいと思っています。

2020/10/13我が家のアグラオネマ


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